数字のストレス

数字のストレス

私の仕事がら、毎日仕事で
数字に触れています。
数字というものについて
考えさせられることもあります。

数字というものは、時には
大きなストレスの原因にも
なります。
例えば、営業マンに課される
ノルマなどが、分かりやすいでしょうが
数字で、人を評価することが
世の中ではよくあります。

これは、大きなストレスの原因になります。
数字というものは、客観的で
分かりやすく、比較が容易なものですが
数字の背後にあるものを見えなく
してしまう傾向があります。

営業マンであれば、100万円の
売上を上げても、既存顧客からの
売上と、新規顧客からの売上とでは
中身が異なるでしょうし、
仮に精一杯頑張っても、売上高がゼロであったが、
他の営業マンは、運よく簡単に
売上を獲得できたら、
後者のほうが、優れていると
評価されがちです。

経営者が粉飾決算に手を染めるのも
数字からのストレスが、大きな要因に
なっていると思います。

数字ばかり追い求めると、本質を
見失うことになろうかと思います。
テレビを見ていると、数字を
追いかけていると感じることが
よくあります。つまり、視聴率を
意識して番組を作っていると
感じることがよくあります。

当然のことながら、テレビ局の評価は
視聴率が、重要なバロメーターのため
重視することは大切ですが、
目先の視聴率ばかり求めた
キャスティングや番組作りを
しているのだと思います。
そのため、本当の面白み
のようなものがなくなって
来ていると感じています。

今の日本の閉塞感は、目先の数字を
あまりにも、追い求めているため
いしゅくしてしまっているような
気がしてなりません。

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