発電所建設に伴う工事費負担金
担当させていただいておりますSPCで、
先日、太陽光発電設備が完成しました。
太陽光等、発電所を建設する際、
建設開始にあたり、管轄の電力会社に
あらかじめ工事費負担金を支払うことがあります。
こちらのSPCでも、建設開始前に
約1,500万円の工事費負担金を
管轄の電力会社に支払っておりました。
しかし、完成後、半分以上の
830万円ほどが返金されることになりました。
工事費負担金の額は、
発電出力とどこまでの工事が必要かという
工事単価によって算出されるそうですが、
今回の返金は、一部の予定工事が
不要になったためとのことでした。
このように、完成後に多額の工事費負担金が
戻ってくることがあります。
但し、税金の還付のように加算金はありません。
また、この工事費負担金は、
発電設備の取得価額に含めることはできませんが、
完成後、繰延資産として、15年で減価償却することが出来ます。
ですので、発電設備完成時は、
固定資産ではなく、繰延資産として計上するように
ご注意ください。
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税理士法人 淀屋橋総合会計
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