12月 2010アーカイブ

会計士には、ランナーが多い

私は、ランニングを初めて2年程度
経ちましたが、会計士には同じように
ランニングを趣味にしている人が
多いことに、驚きました。
 
ある人は、最近沖縄で開催された
マラソン大会に参加されたそうで
他の人は、海外の大会に参加
されたそうです。
 
マラソン大会に参加しなくても、
近所でランニングをされている会計士が
結構たくさんいます。
 
その理由としては、会計士になる人は
ストイックな性格が多いこと
また、仕事柄運動不足になりがちなので
それを補うため、ランニングをする。
スポーツクラブと比べて、コストが
低く抑えることが可能で、時間や
場所を選ばなくても出来ることが
ランニングを趣味に選ぶ要因なの
でしょう。
 
私も同業者なので、同業者が
考えるていることは、だいたい想像が
出来ます。
 

クロスボーダー案件

不動産の投資も、全て日本国内で
完結させるのではなく、外国からの
投資家から資金を調達するケースや
日本から海外の案件へ投資する
いわゆるクロスボーダー取引が
不動産証券化ビジネスでも
広がりを見せています。
 
クロスボーダー取引で、注意すべき
点は、税金の問題です。
昔からお金が海外に流れることを
国は、厳しく管理していました。
お金が海外に流れることは
所得が、海外に逃げることと、近い
意味ですので、税収を上げたい
国は、厳しく管理していました。
 
証券化案件でも、海外のプレイヤーが
参入すると難易度が、一気に上がります。
国内取引と同じ感覚で、税務処理を
していると、思わぬ落とし穴が待っています。

大変な時代がやってきた

最近、ご無沙汰していた公認会計士や
税理士の会合に、出席する機会が
多くありました。
そこでは、大手監査法人の方とも
お話しする機会も多くありました。
 
今、公認会計士の世界では、試験合格者の
就職先が決まらなく、大きな問題となって
います。
近畿圏で言えば、合格者約400名に対して
就職内定者130名程度で、3人に1人しか
就職先が決まっていない状況です。
ですから、試験に合格しても、実務経験が
出来る人は、3人に1人で、3人に2名は
(このままでは)浪人するということとなります。
 
このままで、来年も同じような状況が続けば
浪人される方が、さらに雪だるま式に
膨らむこととなります。
 
当然のことながら、大手監査法人の正規社員の
方の基本給もカットされるなど、正規社員も
今の厳しい経済情勢の影響を受けています。
 
本来ならワークシェアリングなどで、雇用数を
増やすなどの対策も必要なのでしょうが、
痛み分けのようになりかねないので、そのような
話もなかなか進まないのでしょう。