1月 2017アーカイブ

地熱発電事業の会計業務

今日の日経新聞に
弊事務所が関与している
案件が、掲載されていました。

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内容は写真の通りです。
長崎県雲仙市の地熱発電事業
です。
このSPCの経理業務の一部を
弊事務所が受託しています。
最近は、太陽光発電事業も
下火になってきており
地熱やバイオマス発電など
太陽光以外の再生可能エネルギー
案件が増えてきています。
太陽光発電事業に
にわかに参入した工事業者などは
最近厳しい経営環境にあることは
皆様もご存知の通りで
その中で、息の残るには
知恵を絞ることや他社にない
サービスを提供して
差別化を図る必要があります。

メガソーラー 売却方法

メガソーラーの新規建設の事例が
乏しくなってきた半面、セカンダリー
マーケットが少しずつ件数が
増えてきたと思います。
今のようなマイナス金利の下では
利回りが読みやすいメガソーラーは
金融商品としての魅力もあります。
最近、私どもが関与した売買事例に
ついてご紹介いたします。
この売買で論点となったのは
メガソーラーを現物で売却するのか
会社(SPC)ごと売却するのかという
ポイントでした。
現物で売却する方法は、単純ですが
FIT名義変更や、各種契約のまき直し
土地を持っている場合、土地の名義変更や
登記費用の発生、不動産取得税の発生
などの付帯費用や手続きが発生します。
一方で、SPCごと売買する場合
SPCに簿外債務がないかとか
SPCの債務の負担の行方、
SPCの納税負担などをどのように
売買価格に反映するか決めなければ
なりません。
そのため、SPCごと売買する時には
売買価格を決めたり簿外債務の
調査などで、一定の手間や時間を
要します。
であれば、現物で売買した方が
内容な簡単で、スムーズに話が
進みます。
最近担当した案件では
最終的に、現物売買で
落ち着きました。
ケースによっては、SPCごと売買の
方が有利なこともあります。
どちらの方がメリットがあるかは
専門家に相談の上、決めることと
時間的余裕を持たれることが
望ましいと思います。