1月 2009アーカイブ

今は、アイデアが必要

今は、不動産が動かず、取引も
閑散としています。
だからといって、何もしなければ
良いかといえば、そうではありません。

各プレイヤーは、何とか現状を
打開しようと努力されています。
新しいアイデアの相談にこられる
プレイヤーの方たちもいらっしゃい
ます。

皆さんの共通していることは、
今までどおりのことをして
いてはいけない。
何かアイデアを持って、取引を
しなければならないと思って
おられます。

具体的なことは、ここでは
お話はできませんが
皆さん、それぞれの思いを持たれて
知恵を絞ってられることは
間違いありません。

私の事務所も、アイデア実現の
ために、お力添えできればと
思っています。

クリードの破綻

クリードが、会社更生法の申請をしました。
クリードは、株式公開する前から知って
いた会社で、ここまで成長するとも
思っておりませんでしたし、こんなに
急に破綻するとも思っていませんでした。

クリードは、ずいぶん以前から
大阪に営業所がある不動産ファンド会社で
縁があれば、一緒に仕事ができたら
いいなと思っていましたが、このように
なってしまえば、それも叶わなくなりました。

クリードの創業者のメンバーに
公認会計士の方が、いたことも
私個人としても、何か親近感を
覚えた会社でした。

不動産ファンド会社が、会社更生法を
申請して、その後、どのようになるかは
注目すべきところだと思います。
会社更生法を申請するであるから
更生を前提としていますが
果たして、ファンド会社の更生とは
どのようなものか。
通常の事業会社と比べて、更生の
意味合いは、異なると思います。

昨年、破綻したレイコフは、最終的には
破産したと思います。
同社と同じ道のりを歩むのか、
それとも、異なるプロセスを歩むのかは
大変気になるところです。

イオンの赤字転落

イオンが、赤字転落との
ニュースが、出ています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090107-00000433-reu-bus_all

イオンは、ご存じのとおり
スーパーマーケット運営の
大手企業ですが、運営する店舗の
多くを証券化して、オフバランス
処理しています。

イオンは、店舗の賃借人として
賃料を支払い、その賃料を原資
として、賃貸人であるSPCが
証券等を発行しています。
その証券は、イオンの賃料支払
能力に大きく依存しているのですが
イオンが赤字転落など、信用力が
毀損すると証券発行にも、
支障をきたします。

赤字転落→店舗展開に支障→
シェア低下→格付の低下→
資金調達コストの上昇
となれば、経営に与える影響も
大変大きなものとなります。

イオングループ内の危機意識は
高くなっていると思います。

今年の見通し

新年あけまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
私の事務所もそうですが、今日が、
初日という会社が多いと思います。
新年の挨拶まわりの人や車で道が
あふれていました。

新年の挨拶で、お会いした人から
出てくる言葉は、ネガティブな
内容が多かったという印象です。

金融機関では、不動産融資というだけで
リスクが高く貸倒引当金を、数パーセント
計上しなければならないというところも
あるそうで、年率
数パーセントの利息収入があっても
会計上の利益がなくなってしまい
不動産融資ができない状況にあります。

金融機関は、自己資本比率が低下すると
経営の屋台骨を揺るがすことになりかねないので
投下資本利益率がマイナスにもなりかねない
不動産融資には、消極的にならざるを
得ません。

一方、会計や監査の世界では
販売用不動産で計上されている不動産は
評価損、固定資産で計上されている
不動産は減損の検討対象となるものが
増えてきており、次回の決算では
大幅な損失計上する会社も
多く出てくることと思います。