1月 2016アーカイブ

メガソーラー 不動産投資との違い

年明けから、株式相場が
大きな下げとなり、不動産相場にも
影響してきそうな気配を
感じます。
不動産投資の場合、不動産価格が
下がると同時に、テナントからの
解約請求や、賃料引き下げにより
賃貸収入も下がることが
よくあります。
その結果、二重のマイナス効果が
一度に現れてきます。
メガソーラーへの投資は
買取単価が固定化されているため
(設備の劣化を除き)売電収入の
下落リスクは、限定的です。
不動産相場が下がれば、その代替
投資対象としての、メガソーラーの
相場価格も下がることも想定されますが
収入の下落がないため、その下落の
幅は、不動産ほどでは、ないと
思います。

メガソーラー 上場インフラファンド

今年度には、上場インフラファンドが
登場するのではという報道がありました。
上場インフラファンドが登場すれば
上場リートのことを、思い出す人も
多いと思います。
上場リートの登場で、不動産の
最大で、比較的高額な価格で
購入する買い手の登場で
日本の不動産市場も、活気
づきました。
その後、リーマンショック等で
不動産市場が冷え込んだことも
記憶に新しいところです。
上場インフラファンドが登場
すれば、太陽光発電所の
最終需要者として、現在
発電所を保有している人は
高値で売却できる可能性が
出てきます。
それにより、太陽光発電所の
売買取引も活発化することも
予想されます。
太陽光発電所は
買取単価のように政策に
左右されやすい物件ですので
価値の算定には、
政策変動リスクを
織り込むなど、特有の
難しさもあります。