メガソーラーファイナンスでリースの利用
メガソーラーで売電収入を得る事業会社の
資金調達の方法に、リースがあります。
リース会社が、メガソーラーを保有し
それをリース(借りて)をして、メガソーラー
事業を行おうとする方法です。
事業会社は、売電収入を得て、そこから
必要経費を引き、残ったお金で
リース料を支払うことになります。
この場合、リース資産である、メガソーラー
設備をオフバランス出来るか否かが
問題となります。
言い換えますと、リース会社と事業会社との
間のリース契約は、売買取引として処理され
事業会社がリース資産とリース債務を
貸借対照表に計上しなければならないのか
どうかということになります。
その判定には、リース契約の期間や
リース料総額とリース資産の価値との
比較など、いくつかのポイントがあります。
ただ、リース資産が、事業会社のための
特別仕様のものと判断されれば、他の物が
借りることは想定出来ないので、必然的に
事業会社は、リース資産とリース債務を
貸借対照表に計上し、オフバランス処理は
出来なくなります。