人材の流動化
不動産流動化のビジネスに
携わっていると、お付き合い
している方々も、ここ数年で
いろいろ変わりました。
今から5年余り前から、ストラクチャーズド
ファイナンスをサポートする会計事務所
として業務を開始しましたが
その頃にお付き合いさせて
いただいた方は、ほとんどと
言って良いほど、担当部署から
移転されたり、転職されたり
しています。
流動化ビジネスは、メールでの
コミュニケーションが最も多く
次いで、電話という順番に
なりますが、メールと電話だけで
お付き合いが、終わり
一度も、顔を合わしたことが
ない方も随分いらっしゃいます。
少し不思議な感がありますが
このビジネスの特徴である
1案件に複数のプレイヤーが
一同に参加し、案件が組成されると
一同が解散し、次に不動産(信託
受益権)が売却される時には
また、プレイヤーが集合し
イベントが終了すれば、解散する
という一連の流れが、このような
ことになる要因なのでしょう。
会計事務所は、流動化案件に
比較的、細く長くお付き合いさせて
いただきますので、多くの方々と
関わりを長く持てることは、
お付き合いの幅が広がるという
意味で非常に良いことだと思っています。
流動化ビジネスを定点観測して
いるようにも思えます。