9月 2011アーカイブ

最近の仕事

最近の仕事は、企業再生
M&Aの財務調査、企業評価など
前職での仕事に重なるものが
多くなってきています。
 
いずれの仕事も、短期間で
それなりの成果を求められる
ものばかりで、緊張感の
ある仕事です。
 
一方で、財務調査では、企業の
ビジネスモデルを把握するなど
単に会計や税務の知識だけでなく
ビジネスセンスも、必要かと思います。
 
このビジネスセンスたるものは
一朝一夕で、身に着くものではなく
一定の経験も必要かと、思います。
そのためには、多くの経営者と対話したり
するなどの経験も必要と、思います。
 
当然のことながら、新聞や経済誌を
見て、最近の経済動向についても
自分なりに、考えを持っていることも大切と
思います。
 
やはり、コミュニケーション力が
大切だと、日々感じています。

人口動向と不動産価格

日本の戦後は、全体的な人口の増加と
地方から都心への人口の流入により
都心部では、人口が膨れ上がり、地価も
上昇し続けました。
 
これからの日本では、全体的な人口の
増加は、移民の受け入れでもしない
限り難しいと思います。
地方から都心への人口の流入も
一区切りついたと思います。
 
これからの日本の人口構造は
高齢化が進むことは、皆が知っている
ことです。
であれば、高齢化に対応する不動産
例えば、グループホーム等の需要が
増えることが予想されます。
 
私も、不動産鑑定や企業再生の場面で
いくつかのグループホームを見せて
いただくことがありましたが、その中身は
千差万別です。グループホームの
経営者の経営姿勢で、高級感あふれる
ものから、低価格指向なのか 大きく
異なります。
 
グループホームの不動産価値は、
その立地より、経営が上手であるか
どうかで、変わってくると思います。
ですから、グループホームの価値の
算出には、グループホーム経営の
中身を掴むことが、大切と思っています。
 

不動産の価格動向

首都圏では、不動産取引が
活発になりつつあり、取引利回りも
低下傾向にあるようです。
 
東京で目ぼしい物件が、なくなって
くると次に、着目されるのが、大阪を
中心とする近畿圏の物件となります。
 
東京に比べると、大阪の物件は
利回りが高い傾向にあり、単純に
数値比較をすれば、大阪の物件は
魅力的に、うつると思います。
 
ましてや、3月11日の大震災で
首都圏がマヒしたことを知る人たち
から見れば、大阪の物件に対して
興味を持ち始めても、おかしくありません。
 
大阪地区の不動産も少しずつ
動き始めているのかもしれません。