3月 2017アーカイブ

経営力強化税制

生産性向上設備投資税制は
今月末(2017年3月末)で終了しますが
それに代わるものとして、経営力強化
税制が4月より拡充されてスタートします。
この税制は、FITを利用した
太陽光発電所では利用できませんが
太陽光発電設備を自社利用する場合や
それ以外の設備投資をされた事業者が
投下資本利益率が5%以上の
投資案件であれば、即時償却
(取得額の100%の減価償却費計上)又は
税額控除を受けられる税制です。
中小企業等で、採算性の高い設備投資を
検討されている事業者様は
是非とも、この税制の適用を
検討されればと思います。
制度の概要は、下記のURLのPDFの
16ページに記載があります。

グリーン投資減税 太陽光発電設備

税制改正により、グリーン投資減税の
適用期間が延長されたことにより
私どもの事務所にも、いくつか問い合わせを
いただいている内容をご紹介します。
グリーン投資減税の延長はされましたが
設備認定をうけた(固定買取制度の適用を
受けた)太陽光発電設備は、延長の対象では
ありません。
そのため、固定買取制度(FIT)を利用した
太陽光発電所は、グリーン投資減税を
受けることは出来ません。
ですから、平成29年3月(平成28年度)まで
摘要がある生産性向上設備投資税制が
太陽光発電設備の最後の節税制度で、これ以降は
節税策が準備されておりません。
但し、風力、小水力、地熱、バイオマス発電は
FITであっても、グリーン投資税制の適用範囲ですので
こちらの発電設備への投資をされる方は
グリーン投資税制を利用していただければと
思います。