フィービジネスのCREビジネス

フィービジネスのCREビジネス

不動産市場が、低迷している昨今
フィービジネスへ注力するプレイヤーが
増えています。
CRE戦略のコンサルティングも
その一例かと思います。

CRE戦略については、国土交通省から
ガイドラインが作成され、
不動産に関する会計も『賃貸等不動産の
時価会計』や『資産除去債務の計上』により
リスク資産として認識せざるを得なくなり
リスク管理の手法としてのCRE戦略のコンサルティング
ニーズも、高まっていると思います。

ここ10年ほどで、不動産の金融商品化
などに不動産をとりまく環境は、大きく
変わりました。具体的には、評価の
手法や、資金調達方法、売買形態などが
変貌し、手法も増えたことは、間違い
ありません。

不動産会社の中には、今まで得た経験を
基にCREの専門部署を
設けて活動しているところもあり
動きも活発になっていると感じています。

少し、意地悪な見方をすれば、
不動産の動きが低調なため、CREという
言葉を利用して、不動産を動かそうとする
意図があるのではとも見えます。

サブプライムローンの影響により
不動産証券化やファンドという言葉に
対するアレルギーや、聞きなれすぎた
ため、CREという別の切り口で
不動産の営業をかけているとも見えます。

昨年か今年にかけて
不動産投資からは退いて、フィービジネスに
転じている会社もあります。

今は、フィービジネスに転じて
じっと我慢の時期なのでしょうか?

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