税務支援制度
税理士登録をすれば、この時期には
税務支援業務を、しなければなりません。
税務支援制度とは、この時期になれば
税務署、商工会議所、駅前の会議室等で
確定申告の受付または申告書の記入指導等を
行っています。
税理士が、それをサポートしなければ
ならないという制度です。
日当は、2万円/日程度で、税理士としての
経歴等は全く考慮されず、一律です。
私のように大阪市の東税務署管内に
所属する税理士は、管内で、確定申告の
記入指導等の会場はないので、他の会場へ
赴きます。
ちなみに、私は例年宝塚市内の会場に
行っております。
来られる申告書は、だいたい決まっていて
年金生活者が、昨年の医療費が多かったため
還付申告をするケース、
給与所得者が、昨年住宅を購入したため
住宅ローン控除を受けるケース
などです。
最近では、会場にパソコンが設置され、
作業が随分スムーズに進むようになりました。
先日、私が行った会場では、1日に1000人程度の
方が来られたようで、税務署職員15名程度
税理士13名程度、それ以外に納税協会や
アルバイトの方たちを合わせて、50名程度で
作業をしておりました。
パソコン設置の影響で、1人あたり申告者に
かける時間を短縮できたのか、
支援する税理士側の負担も楽になったと
思います。
このような傾向は、来年以降も続きそうです。