金融庁によるモニタリング

金融庁によるモニタリング

今月上旬に、金融庁から
適格機関投資家等特例業務等の
届出をしているSPCを対象に
1法人あたりCD2枚が、送られてきました。

CDにあるマニュアルをプリントアウトして
設定作業を読んでいきました。

2月27日までに、設定作業を終え、その旨を
金融庁に報告する。

   ↓

設定作業が終われば、金融庁から
パスワードが発行される。

   ↓

パスワードをもって、金融庁の
サイトにログインし、サイトを通じて
直接、金融庁からの質問に答える。

質問は概ね1年に1回行われ、金融庁としては
継続的にモニタリングをしていきたいのだと
思います。

今回は、1番目の設定までの作業を
2月27日までにして下さいと言って
いるもので、金融庁のデータのやりとりで
情報漏洩を防止するため、送信するデータを
暗号化設定する作業でした。
3月末までを目途に、パスワードが送られてきて
金融庁によるモニタリングが
開始する見込みです。

税務の世界でも、e-taxといって
電子申告が、徐々に浸透しつつあります。
今回の金融庁への報告も電子データで
報告する形式をとっています。
e-taxは、必ずしも義務でなはく
従来通り、紙ベースで申告することも
可能ですが、
金融庁への報告は、紙ベースでは
受け付けてくれません。
恐らく、ファンド関係の仕事をして
いる方々は、パソコンの使い方には
慣れており、今回のような電子データによる
報告には、十分対応できると判断された
からなのでしょう。

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