企業再生は、立派なCREマネjメント

企業再生は、立派なCREマネjメント

CRE戦略という言葉が、最近
耳にすることが多くなりました。
しかし、CRE戦略の実践は
CRE戦略という言葉が、言われだす
前から、行われていました。

例えば、ゴルフ場の再生などでは
CRE戦略が、実践されていました。
平成初期頃に、たくさんのゴルフ場が
完成しました。
当時は、ゴルフ会員権を新規発行すれば
高値で、販売できたので、ゴルフ場の
建設資金を、容易に調達できました。

しかし、その後ゴルフ会員権市場は
崩壊し、預託金方式のゴルフ会員権の
償還が来ても、ゴルフ場は、償還に
応じられず、破綻が相次ぎました。

破たん前のゴルフ場は、預託金の
返還に資金を投入するため
コースやクラブハウスへの必要な
メンテナンスが行われず、コース
設備は老朽化しました。
そのため、来場者は減少し
営業キャッシュフローが悪化するという
悪循環を繰り返していました。

このようなゴルフ場の再生のため
法的整理に入ると、債務はカットされると
必要なメンテナンス費用が捻出されて
営業キャッシュフローが改善するという
好循環に変わります。
ゴルフ場に限らず、破綻企業の中には
債務の元利金支払いに資金が消えて
いたことが解消され、不動産の
潜在能力が回復して、再生に向かう
ケースは、よくあることです。

企業再生を通じて、CRE戦略を
同時に実行することは、随分前から
行われてきました。

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