メガソーラーに対するファイナンス 某金融機関の方コメント
メガソーラー事業に対する
ファイナンスについては
金融機関の融資姿勢が
明確に分かれます。
そもそもメガソーラー事業の
根幹をなすものが、日本版FIT
という全量買取制度にあります。
これは国策で決まったことなので
もし、将来この方策を、すでに
導入されているメガソーラーについても
放棄するようになれば、今の
メガソーラービジネスは
崩壊します。
平成初期のバブル経済崩壊を経験した
金融機関の方は、当時の不動産投資の
総量規制など、国は企業が破綻する
ことが分かっていても、大なたを
ふるうという記憶が色濃く残っており
全量買取制度も、場合によっては
買取期間が残っていても廃止するのでは
と警戒されています。
私の感覚としては、そのような政策の
方向転換の可能性は、ゼロとは
言えませんが、地球温暖化対策や
クリーンエネルギーは、今後も
国際的にも求められる制度であるので
既に稼働しているメガソーラーにまで
全量買取制度の廃止をするようなことは
ありえないものと、思っています。