ソーラーシェアリング 農地転用

ソーラーシェアリング 農地転用

昨年3月に、農林水産省が
農地に、メガソーラー設置を
促す施策として、ソーラー
シェアリング制度を発足しました。
 
 
この制度を利用すれば
従前は転用許可されない
甲種農地なども、メガソーラー
設置後も、農地利用が続くため
設置できるようになりました。
 
ただ、この制度には一定の
ハードルがあり
・メガソーラー設置後も農作物の収穫量が20%程度下落に留まる
・メガソーラー撤去費用を別途、確保しておく
・3年毎の更新が必要
など、農地として継続的に使用し
一定の収穫を続けなければ
なりません。
 
そのため、技術的には
・ソーラーパネルを支柱などで高い位置に置く
ことで、工事費用は割高になる。
・パネル間に一定の間隔を置かなければ
ならず、土地の利用効率が下がる。
 
など問題があります。
今後は、パネルの発電効率の
上昇など、技術的な進歩が
進んだり、メガソーラー用地が
少なくなれば、ソーラーシェアリングも
増えてくるのではないでしょうか?
 
今のところ、上述のような
ハードルがあることで、実行に
至る案件は、ごくわずかのようです。
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