大変な時代がやってきた

大変な時代がやってきた

最近、ご無沙汰していた公認会計士や
税理士の会合に、出席する機会が
多くありました。
そこでは、大手監査法人の方とも
お話しする機会も多くありました。
 
今、公認会計士の世界では、試験合格者の
就職先が決まらなく、大きな問題となって
います。
近畿圏で言えば、合格者約400名に対して
就職内定者130名程度で、3人に1人しか
就職先が決まっていない状況です。
ですから、試験に合格しても、実務経験が
出来る人は、3人に1人で、3人に2名は
(このままでは)浪人するということとなります。
 
このままで、来年も同じような状況が続けば
浪人される方が、さらに雪だるま式に
膨らむこととなります。
 
当然のことながら、大手監査法人の正規社員の
方の基本給もカットされるなど、正規社員も
今の厳しい経済情勢の影響を受けています。
 
本来ならワークシェアリングなどで、雇用数を
増やすなどの対策も必要なのでしょうが、
痛み分けのようになりかねないので、そのような
話もなかなか進まないのでしょう。
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