投資運用業か投資助言業か

投資運用業か投資助言業か

昨年の金融商品取引法が施行されて
GK-TK(合同会社-匿名組合)スキームでは
免許を持つAM(アセットマネジメント)会社が
プレイヤーに加わることが必須となったことは
ご存知のことかと思います。

そこで、問題となるのは、AM会社は
投資運用業の免許が必要か、投資助言業の免許で
よいのかということです。
投資運用業の免許というのは、大阪地区で言えば
おそらく、今年の3月末で取得できる会社は
一桁どまりと思います。
投資助言業の免許は、その数倍以上の会社が
取得できると思いますので、
免許取得のハードルは、運用業と
助言業とでは、雲泥の差があります。

運用業の免許業者が必要か、助言業の免許業者で
よいのかは、弁護士さんの中でも見解が異なりますので
今のところ、固まった方針がないということでしょう。

法律の専門家ではない私から見たところ
TK出資者が単独であるなどプライベートなスキーム
については、投資助言業の免許を持つAM業者のみで
組成されているものがあり、TK出資者が
複数あるなど、パブリックなスキームでは
投資運用業の免許をもつAM]業者が入っていることが
多いと思います。

この投資運用業が投資助言業かという
問題は、大きな論点でしょうから
今後も、新しい情報が入れば、コメントして
いきたいと思っております。

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