今後の不動産金融市場

今後の不動産金融市場

今月末のクローンジング案件が
28日に無事、クロージングし、後は
31日のクロージング案件が、無事終われば
今年度の案件は、ひと区切りです。

今月は、ベアースターンズ証券の経営悪化
レイコフの民事再生法申請など、証券化金融に
関して、ネガティブなニュースがありました。

国内の不動産金融に対するスタンスも
慎重な方向になったり、スプレッド幅が
厚くなる傾向にあります。
そういった意味では、証券化金融は、厳しく
なっていることは間違いありません。

今年は、不動産金融の転換期を迎えていると
思います。最近5年間程度は、極端な言い方を
すれば、誰でも、不動産流動化をすれば
利益を得ることができました。
というのも不動産市場が、右肩上がりで
推移したことが、その要因ですが、
これからは、そうはいかないことになるでしょう。

ただ、世界水準でみれば、日本の低金利により
不動産金融のイールドギャップは、高い水準にあり
日本の不動産には、魅力はまだまだ十分あると
思っております。

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