四半期決算の導入とSPC経理
みなさん、ご承知の通り、上場会社は
四半期毎に決算を開示しなければ
ならなくなりました。
このため、上場会社の経理担当者や
監査法人の監査担当者は、従来よりも
前倒しで業務をしなければならなく
なりました。
四半期毎の決算といえども、経理担当者は
本決算に近い経理をしなければなりませんし
監査法人は、その決算を見て、期末監査ほどの
ことをしなくても、省略した形式の
監査(通常、レビューといいます。)を
しなければなりません。
その余波が、私どもの事務所にも
出てきています。
上場会社さんの連結子会社となるSPCの
経理業務を受けておりますが、その
経理作業のスケジュールを前倒しに
してほしいとの依頼を受けております。
事務所としては、対応可能なスケジュール
ですが、従来以上に迅速かつ正確な
作業が求められております。
監査法人の監査担当者も、年中監査を
しているようになっているようです。
私が、監査法人にいて監査をしていた
10年くらい前では、今ごろ(7月ごろ)は
比較的時間的に余裕のある時期でしたが
今は、そうはいかなくなって
きているようです。