底値は、どこか?
日経平均が、10,000円を割り込みました。
10,000円を割ったのは、久しぶりだと
思います。
株式相場も、不動産市場も、いずれも
価格は市場によって決まるものです。
その市場価格は、一定のトレンドを
持って、動いています。
そのトレンドを持って動く際には
ひとつの特徴があると思います。
例えば、今、市場価格が12とします。
10が理論的な価格とすれば、12の
価格が10に向かって下落していきます。
その時、10で下落トレンドが止まるかと
言えば、そうではありません。
例えば 8ぐらいまで、下がりきった
時点で、下落トレンドが止まります。
ですから、
市場価格が、理論値に達した時点で
落ち着くと思いがちですが、
実際のところは、そうではないことが
多いと思います。
株式市場関係者や不動産市場関係者で
底値は、どこだろうかと、考えている
方も多いと思いますが、恐らく
理論的な価格から更に、下がった時点が
底値になると思います。
ただ、理論値からどの程度下がった時点かは
神のみぞ知ることなのでしょう。