バックアッププレイヤーの必要性
不動産証券化、流動化は
単一のプレイヤーによって
案件が組成されるものではなく
複数のプレイヤーのよって
組成されるものです。
各プレイヤーは、それぞれの
役割を果たしながら、案件が
実行され、終了していくもの
です。
最近のように、不動産関連企業が
破たんすれば、プレイヤーの
一部が、破綻企業となるケースも
出てきていると思います。
破たん企業が、エクイティ投資家
だけであれば、ストラクチャーに
大きな影響はないと思いますが
PM会社や、AM会社となる場合
ストラクチャーの運営に与える
影響が大きく、他のプレイヤーに
交代する必要性があります。
ストラクチャー組成時にバック
アッププレイヤーを決めている
ケースもあるでしょうが
全体の中でそこまで準備している
ケースは、稀な方だと思います。
しかし、今のような経済情勢では
そのような備えも考えなければ
ならないことも出てきていると
思います。