金融業と不動産業

金融業と不動産業

不動産業者と金融機関との
関係は、切っても切れないほどの
深い関係があります。
不動産は、通常値が張るもののため
購入(投資)する時は、すべて
自己資金で、行うののではなく
銀行から借りた資金を一部使うことが
一般的であるからです。

よくよく金融業と不動産業を
比べてみるとよく似た側面が
あります。
これも、金融機関と不動産業者との
関係を深めている要因のひとつ
ではないかと思います。

それは、金融業も不動産業も
直接何か物を産み出すものではなく
金融業は、お金を取引先に供給して
不動産業は、不動産を取引先に
供給して、利用料や手数料、売買利益を
得て、利益を産んでいます。

つまり、金融機関はお金を、不動産業は
不動産をうまく流通させることが
使命であるということが、良く似た
ところではないでしょうか。

両者の関係は、経済環境によって
大きく変わり、今のような銀行の
融資が難しい時は、金融機関が
不動産業より優位に立ち、数年前の
ように、金融機関が貸出先を
懸命に探している時は、借手である
不動産業が相対的に、立場が
強くなります。

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