不動産鑑定業界は、厳しい

不動産鑑定業界は、厳しい

今年から不動産鑑定業を
開始しましたが、この業界の
諸先輩方とお話する機会では、
今の不動産鑑定業界は、
非常に厳しい状態という言葉が
出てきます。

バブル経済崩壊後の失われた
10年と言われる期間は、金融機関の
破綻、事業会社の破綻等により
事業再生に伴う鑑定評価が
多くありました。

また、近年までの不動産投資ファンドの
活況によりファンド関係の
鑑定評価も多くありました。

今では、事業再生も従前ほど、さかんに
行われることもなく、また不動産
投資ファンドも今までのような
新規組成がなければ、鑑定評価の
案件も限られてきます。

となれば、公的評価に依存する
ウエイトが大きくなるのでしょうが
行政機関も厳しい予算の中で
鑑定を依頼するため、こちらも
厳しい状態が続いています。

しばらくは、不動産鑑定業界も
厳しい試練の時期が続き
そうです。

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