CRE戦略に必要な2つの目線

CRE戦略に必要な2つの目線

CRE戦略には、不動産マーケットの
目線とビジネスの目線の二つが
必要です。

最近新聞で、CRE戦略を取り上げた
広告等をよく見かけます。
CRE戦略を成功させるには、何が
大切かと言えば、2つの目線が、必要かと
思います。

1つ目が、不動産マーケットの目線です。
具体的には、事務所を賃借している場合
賃料相場や推移、契約締結の経緯を確認して
賃料水準が、市場より高いのかどうか
また、所有不動産の利用状態や近隣の
状況から見て、有効利用できているのか
どうかという目線が必要です。

2つ目が、ビジネスの目線です。
例えば、事務所を賃料相場に
見合った金額で借りている。
また、所有する不動産は、近隣の
利用状況等から見ても
有効利用している。
これで、あれば何も改善余地が
ないように思えます。

しかし、事務所の人員から見れば
事務所が広すぎたり、他の営業所との
兼ね合いから統合した方が合理的
であったり、経営的な観点から
有効利用出来ている不動産を
売却して、もっと立地の良いところへ
転居することが合理的などが
考えられます。

1つ目の不動産マーケットの目線は
市場データを丹念に集めてくれば
ある程度、問題点を見出すことが
出来ます。
2つ目のビジネスの目線は、対象
会社のビジネスを理解することが
必要で、不動産データを収集
するだけでは、見えてこないところ
です。

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