来年度の見通し
(3月決算の法人を前提として)
今年度までに、不良資産の処分が
完了して、来年度からは、気分
一心でスタートしようとしている
(不動産流動化関連)企業が
多いのではないでしょうか?
来年度は、営業、経常、最終
損益ともに黒字化したいと
考えておられると思います。
2期連続の赤字では、金融機関の
態度も変わるでしょうし、
株主も黙っていないでしょう。
そのために、新たなネタ探しを
始めておられるところが
多くあります。
ところで、日本の実体経済は
どうでしょうか?
消費が冷え込み、小売業では
縮小、閉鎖、統合が相次いで
います。
不動産の価値は、経済活動の
大きさに比例するのであれば
このような現象は、あまり好ましく
ありません。
日本の経済は、中国の活況で
支えられているところが、ありますので
そのあたりを、どのように扱って
いくかが、日本の経済の方向性に
大きく影響すると思います。