最近の流動化事情
不動産流動化ビジネスが、
元気がなくなってから、だいぶ
時間が経過しました。
不動産が、動かなくなると
それに附帯するビジネスも
動かなくなり、悪循環に
陥ってしまいます。
負の連鎖とでも、言うのでしょうか?
最近では、東京都心では
新規の流動化案件が
立ち上がってきています。
金融機関の中では、一旦縮小した
不動産ファイナンスチームの
メンバーを、増やしている
ところもあるようです。
メンバーを増やせば、案件を
それなりに、こなさなければ
ならず、金融機関が積極的に
案件に取り組もうとする
流れができつつあります。
なかでも、最近増資した
金融機関は、増資に見合う
収益計上が、株主からも
強く求められるため、収益性の
高いプロジェクトファイナンスや
ノンリコースローンにも
前向きに取り組もうとしています。
少し、気運が変わってきたような
気がします。