日本の空洞化

日本の空洞化

先日、NECが日本国内にある
間接部門を、中国に移転する旨の
新聞記事がありました。
日本を代表するグローバル企業は
世界中で、間接費が経済的
(人件費が安い、オフィス賃料が安い
 一定レベルの人材がいる、治安に
不安がないなど)な場所に
間接部門を集約する傾向にあります。
 
海外のグローバル企業では
このようなことは、当たり前のように
行われています。
 
不動産業は、実体経済の影のような
ものという人がいます。
つまり、実態経済が拡大している
局面では、その影である不動産業も
拡大しますが、実体経済が、
縮小すれば、影である不動産業も
縮小していきます。
 
グローバル企業の間接部門まで
海外への移転は、日本の不動産業にも
中長期的には、大きな影響を
及ぼすことと思います。
 
世界基準で見ても、日本が魅力ある
国になることが、不動産業の反映にも
大きく影響を及ぼすのでは
ないでしょうか。
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