不動産投資家を求めて
不動産証券化案件を立ち上げるには
不動産投資家の存在が不可欠です。
しかし、最近のわが国での不動産市場の
低迷により、不動産投資家もそれなりの
打撃を受けました。そのため、新たな投資を
する体力が、余りありません。
国内では、資金を潤沢に保有する投資家が
少ないので、海外に目を向けるように
なってきました。
具体的には、中東諸国や、中国がそれに
あたります。
中東諸国は、イスラム教の影響により
貸付金から利子を得ることは、出来ない
ことになっていますが、リース等でその回避
策も出来ています。
中国には、豊富な資金があり、その資金を
投資資金に引き出したいと考えている
企業も出てきています。
私個人的には、中国に対しては、株式投資で
10年以上の付き合いがあり、その経済力には
以前から注目してきました。
GDPも中国が日本を上回り、今後、ますます
中国の経済力を、日本が依存することに
なろうかと思います。
不動産証券化ビジネスにも、中国の影響が
出てきました。