7%の法則

7%の法則

企業年金の資産運用を受託していた
AIJは、7%の運用利回りと、年金には
報告していたようです。
私が、監査法人在職時に、抵当証券を
発行したが、実態はほとんど利益が
上がっていなかった事案でも、利回り
7%とうたって、個人投資家から資金を
集めていました。
 
投資運用の世界では、7%の利回りというのは
一般個人から資金を集めるには
適当な利回りなのだと思いました。
 
なぜなら、豪ドル預金や社債では、4%台の
利回りは、いくらでもあり、同水準の5%程度の
利回りだと投資運用先として、魅力は
感じません。
 
一方で、10%の利回りというと、ちょっと
無理があり、実現的ではないと感じてしまいます。
7%位が、魅力的であり、かつ、実現性を帯びた
利回りなのだと思います。
 
それくらいが、一般の方から資金を
集めるには、ちょうど良い利回りなのでしょう。
 
ちなみに、税金等を考慮しなければ、7%の複利で
運用出来れば、おおよそ10年で、資産は
倍になります。
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