メガソーラーとSPC

メガソーラーとSPC

最近の新聞を読めば、ほぼ毎日と
言って良いほど、メガソーラーに関連の
記事が目に入ります。
 
7月1日から、全量買取制度が始まることに
合わせて、メガソーラーを設置使用とする
動きが活発になってきています。
 
今月末ごろには、買取単価が決まるようですが
ソフトバンクの孫さんは、40円/KWHくらいで
決着するように、働きかけているようです。
 
太陽光発電所の内部収益率(いわゆるIRR)ですが
太陽光パネルを設置できる角度や気象条件
地代や屋根の上に設置する場合、賃料等の設定に
より異なりますが、概ね5~10%程度になります。
 
賃貸用不動産のように、空室率や賃料単価の
値下がり等を加味しなくて良いところは、太陽光
発電所の大きなメリットと思います。
 
ちなみに、全量買取が始まると、当初決まった
買取単価は、15~20年間の投資を回収する
までの期間は、固定化されます。
 
このように、太陽光発電は、安定した
利回りが期待できるので、SPCを利用した
いわゆるGK-TKスキームでの投資も
有効と思います。
 
GK(合同会社)が借入をして、レバレッジを
かければ、投資家の利回りは、更に大きく
膨らみます。
 
ただ、太陽光発電所の場合、不動産と異なり
抵当権の設定は出来ません。太陽光発電設備は
動産ですので、質権を設定することとなります。
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