メガソーラー事業価値算定 DCF法
メガソーラーの事業価値の算定では
将来の事業計画(資金収支計画)を
立て、これをベースに事業価値を算出
します。
具体的には、DCF法を使い、将来の
至近収入を割引率で、割り戻して
現在価値を算出し、その合計額を
事業価値とする方法です。
このDCF法では、割引率の算定が
事業価値に大きく影響を与えます。
この割引率は、端的にいえば、資金収支
計画の実現性の高さによって変動します。
資金収支の実現性が高ければ
割引率が低くなり、事業価値が高く
なります。
一方で、実現可能性が低いと、割引率が
高くなり、事業価値は、低くなります。
この計画の実現性の判定には、
事業計画のリスク要因を、査定することに
なります。
例えば、土地設置型と屋根設置型では
リスクの程度は異なりますし、ソーラーパネルの
メーカー保証の内容によっても
リスクは異なります。
保険の付保状況も同様にリスクの程度の影響します。
このような様々なリスク要因を引き下げることが
事業価値の向上の要因になります。