税額控除と即時償却、割増償却との違い

税額控除と即時償却、割増償却との違い

メガソーラー設置者の優遇税制として
法人税の税額控除と、即時償却を
先日触れました。
では、どちらが、有利な選択なのでしょうか?
 
メガソーラーの償却期間17年間で
比較とすると、税額控除の法が
控除を受けた分だけ、法人税負担が
即時償却よりも、少なくなります。
 
即時償却や、割増償却は、17年間全体での
法人税額負担額には、影響せず
設備投資をした当初の法人税負担を低くし
その後の税負担は重くなって、償却期間
全体でみれば、普通償却、即時償却、割増償却の
いずれでも法人税負担は変わりません。
 
ただ、即時償却をすれば、設備投資額の
約40%の税制メリットを受けられるので
7%の税額控除より金額的インパクトが
大きいという印象はあります。
 
ただ、税額控除は、あらゆる法人が受けられる
制度ではなく、超小企業者などに限定され
大企業は、受けられない制度です。
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