借地権 底地の税務対策
個人的な色合いの
強い中小企業の場合
土地をオーナー親族が保有し
その上に、法人であるオーナー企業が
保有するケースがよくあります。
土地オーナーの個人が高齢に
なると相続のことを考えなければ
なりません。
相続が発生する時に問題と
なることが2点
①法定相続人が複数いて、
土地所有者が分散するという可能性
②個人の土地(底地)の
相続税評価が高ければ、相続税負担が
発生する、このような土地は、
市場では売却が難しく、換金が困難。
一方で、税負担があれば納税資金を
どう工面するか、悩ましい
という問題が発生します。
このような場合の対策として
個人名義の土地を法人名義に変える。
変える方法には、単純売買、現物出資
などいくつかの方法があります。
ただ、これに伴って、この時点での納税や
将来の納税も発生するので
長期的に見て、最も税負担が
少なくなる方法を選択しなければ
なりません。
単一的な目線ではなく、長期的な
目線が必要です。
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