借地権対策 現物出資(2)
借地権対策として、底地を
現物出資して、その土地を
完全所有権にする方法は
前回に紹介しました。
底地という不動産を現物
出資する際には、不動産鑑定評価が
必要となります。
つまり、不動産を対価として
会社の資本金を構成するので
その価値について、根拠が
必要となります。
更に、不動産鑑定評価に
関して、公認会計士、税理士の
証明書が必要となります。
このように不動産を現物出資で
株式に変えると、会社の決算対策で
株式の評価を引き下げることが出来て
相続税対策として、有効であります。
代替わりを迎えている土地で
借地権で悩まれている方には
有効な方法と思います。