メガソーラーでの資金調達

メガソーラーでの資金調達

前回、メガソーラーのセミナーを
開催する前に、主催者から
いただいた話として、メガソーラーの
プロジェクトがあるのだけれど
手許に、資金がなくてプロジェクトを
実行できなくて、困っている方が
多いと聞きました。
 
確かに、メガソーラーの
収益性は高く、15年あれば
元利金を合わせて、ローンを
返済できるものがほとんどです。
 
しかし、金融機関ではメガソーラーの
案件実績も少なく、返済可能性の
判断が出来ないことも資金調達が
出来ていない理由でもあります。
 
資金調達の一つの目安として
DSCRというものがあります。
分かりやすくいいますと、元利金返済額に
対する事業からのキャッシュフローの
割合です。
 
このDSCRは、1.3以上求められることが
プロジェクトファイナンスでは
一般的です。
DSCR1.3とは、元利金返済が100であれば
事業からのキャッシュフローが130あるという
ことで、30(30%)の余裕があるということです。
 
ですから、資金収支計画をつくるときは
DSCRが1.3に収まるように、金利水準や
借入額を決めることになります。
 
言い換えれば、メガソーラープロジェクトで
借りることが出来る金額の上限は
DSCRでも導くことが出来ます。
 
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