メガソーラー 固定資産税増加リスク

メガソーラー 固定資産税増加リスク

先日のセミナーで
質問いただいた内容について
ご紹介いたします。
 
山林等を切り開いて
メガソーラー用地にした場合
土地にかかる固定資産税が
増加する可能性があります。
 
一般には、宅地50%程度の
土地として評価されます。
山林の場合、ただ同然の
評価であった土地が、宅地50%と
なれば、固定資産税額は
10%程度増えてもおかしくありません。
 
では、この宅地50%程度評価が
今後、増えるのかどうかという
質問をいただきました。
 
ここからは私見になりますが
宅地50%評価が、宅地80%などの
ように、大きく変動することは
まずないと思います。
 
なぜなら、市町村が、メガソーラー用地の
場合、宅地○○%と公表している
水準を、特に根拠もなく
変えるには、それなりに根拠が
必要ですし、あくまで山林の中にある
土地を宅地50%として評価する
ことには、一定の納得感が
ありますが、例えば宅地80%
という評価には、違和感があります。
 
宅地の評価は、地方部でも
上昇する可能性は否定できませんが
メガソーラー用地の評価基準を
変えることは、現実的には
可能性は乏しいと思います。
 
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