メガソーラー 電力会社 回答保留のインパクト
先月末からかけて、電力会社が
再生エネルギーの接続に関する
回答を、保留するということに
なったことは、みなさんご存知の
通りです。
この保留による影響は、保留となった
案件のみならず、回答を得ていた
案件にも影響を、及ぼしそうです。
というのは、例えば、九州地区など
広大な土地で、メガソーラー計画が
あった場合、複数の案件が
同地区に計画されていたました。
その中の一部の案件が、接続できなくなった
場合、他の接続できる案件の
系統連系(電力会社の電線にまで接続する工事)の
費用が、当初の想定より割高になってしまいます。
なぜなら、系統連系の費用は、計画している
複数の事業者で按分することななって
いますが、脱落した事業者が出ると
生き残った事業者で、系統連系費用を
負担しなければならず、場合によっては
採算が取れない理由で、計画を断念する
事業者が出てきそうです。
このように、今回の電力会社の
回答保留の影響は、かなり大きいものです。