メガソーラー GK-TK 法的規制(2)
メガソーラー投資での
法的規制で問題になる
二つ目の論点は
TK(匿名組合)出資による
金融商品取引法の適用です。
TK出資は、金融商品取引法の
金融商品に該当します。
そのため、TK出資を発行するときには
金融商品取引業の免許を
持つ会社に、発行業務を
委託しなければなりません。
この法律は、TK出資という
元本割れリスクのある金融商品を
発行する際、買い手である
投資家に、リスク内容をキチンと
説明し、理解を受けてからでは
ないとTK出資は、発行しては
ならないというものです。
この時には、発行業務を受託する
会社には、一定の手数料を
支払わなければなりません。
発行主体(SPC)の負担増になり
利回りを引き下げる要因に
なりますが、現行法上は
避けられない規制です。
弁護士の先生に中には
この法規制に対応できる
TK契約を作ってくださる方も
いらっしゃるようで、弁護士によって
見解が分かれる論点です。