メガソーラー 固定資産税軽減措置
政府は、設備投資を促すための措置として
設備の固定資産税(正確には、償却資産税)の
軽減措置を取っております。
これに関して、いろいろな情報が
飛び交っているようですので、整理
しておきます。
太陽光発電設備の場合、電力を電力会社に
売却しない場合(FIT制度を利用しない)は
2018年3月までに稼働開始したものは
運用開始から3年間 固定資産税の評価を2/3
とする軽減措置があります。
電力会社に売電をする場合は、
2016年3月までに稼働したものは、上記の
2/3 軽減措置はありましたが、現時点では
終了しております。
太陽光発電以外の再生可能エネルギーは
地熱、水力、バイオマスは、稼働から3年間
固定資産税の評価を1/2にする軽減措置が
あります。こちらは、FIT制度を利用した
売電契約があることが条件となっています。
上記から分かるように、太陽光発電は
飽和状態のため、税制の支援も薄くなって
きております。
一方で、地熱、水力、バイオマスは太陽光以上に
軽減措置を取って、税制支援を厚くしていることが
伺えます。