匿名組合会計

匿名組合会計

SPCスキームの典型例として
GK-TKスキームがあります。
GKとは、合同会社
TKは匿名組合契約のことです。
GK-TKスキームでの経理の際には
GK(合同会社)の決算書と
TK(匿名組合)の決算書の
2種類を作成します。
だからと言って、2種類の会計帳簿を
作成するわけではありません。
おおよその体系として
TK決算+営業者の決算=GKの決算
となります。
そのため、普段の経理作業では、
GKとTKの区分をあまり意識しないで
行っています。
ただ、TK決算をするため
GK全体の決算数値から
営業者決算を控除できるような
工夫をしております。
営業者としての経理処理は
・資本金の受け入れ
・営業者報酬の授受
・法人税の計上・納付
・GKの商業登記
など、限定的であるので、その点には
注意して経理処理していることが
実情です。
金融庁等からの指導により
営業者の預金口座と
事業用の預金口座を分けて
することを求めており、そういった点から
営業者の取引と、事業用(匿名組合)の
取引の区分を明確にすることが
投資家の保護のためにも
求められていると思います。

 

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淀屋橋総合会計・不動産鑑定

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