太陽光発電設備でも50%償却可能

太陽光発電設備でも50%償却可能

中小企業経営力強化税制では
FITを利用して売電収入が上がる
太陽光発電所は、100%償却など
対象ではありません。
普通の減少償却しか出来ません。
でも、中古の太陽光発電所の場合
17年―経過年数+経過年数×20%(端数切捨)
が耐用年数となり、仮に
4年経過した発電所の耐用年数は
17-4+4×20%=13.8→13年となります。
耐用年数13年で、定率法の償却率は
0.154(設備額の15.4%を償却する)となります。
これに、SPCを利用して
発電所をSPCが保有し
70%を借入、30%を匿名組合出資とした
場合、どうなるでしょうか?
設備が100百万円
借入70百万円、匿名組合出資30百万円の場合
1年目の償却は15.4百万円で
売電収入や他の経費を加味しなければ
匿名組合出資者は、30百万円の投資に対して
15.4百万円(投資額の約50%)の償却額を
取込むことが出来ます。
SPCの場合、金利やSPC維持費用を
要するなど、附帯費用が別途
要しますが、太陽光発電設備でも
まとまった償却を取りたい投資家には
妙案ではないでしょうか?
❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑

 大阪市中央区高麗橋4-3-7 北ビル7

 淀屋橋総合会計・不動産鑑定

 http://www.yodoyabashisogo.com

❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑


コメントは受け付けていません。