SPCの導管性 パススルーとペイスルー

SPCの導管性 パススルーとペイスルー

SPCの導管性の機能には

パススルーとペイスルーの

2つの種類があります。

 

通常、SPCに利益が発生

しても、利益が投資家に

付け替えられるなどして

SPCの課税所得は、ほとんど

発生せず、法人税負担を

僅かにさせます。

 

これが、SPCの導管性という

機能です。

 

機能の一つのパススルーは、

SPCの利益が投資家に振替られ、

利益がSPCに残らないという方法

です。

 

一方、ペイスルーは、利益相当を

投資家に支払って、支払額相当が

税務上の費用となり、利益が

残らないという方法です。

 

GK TKのような匿名組合契約がある

スキームは、パススルーで

法人税負担を僅かにします。

 

TMKスキームでは、利益相当を

投資家に支払って、課税所得を

極小にして、法人税負担を僅かに

するペイスルーという方法を

採用します。

 

一般に、この辺りが、ゴッチャに

なっている方が、多く、スキーム

選択の際、丁寧に説明するポイント

です。

 

これ以外に、スキーム選択の

ポイントがありますが、

パススルーとペイスルーは

よく見ると、異なる仕組み

ですので、よく考えてスキーム

選択しなければなりません。

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 淀屋橋総合会計・不動産鑑定
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